#おうちでハンデルス

#おうちでハンデルス アイスクリームの濃厚さの鍵、キャラメルソース。そのレシピを初公開! #おうちでハンデルス アイスクリームの濃厚さの鍵、キャラメルソース。そのレシピを初公開!

暑い夏に食べるアイスが美味しいのはもちろん、寒くなった季節に食べる濃厚なアイスもまた格別ですよね。家の中で身体を温めながら冷たいアイスクリームを食べる時間は、この季節だけの贅沢な時間です。

そんなアイスクリーム時間を、もっと幸せなものにするために。ハンデルスベーゲンとして初めて、アイスクリームをもっと美味しく食べるための秘伝のレシピを公開します。

今回公開するレシピは「キャラメルソース」。ハンデルスベーゲンのキャラメルソースは全て自家製で作っており、人気フレーバーである「マカダミアキャラメルココナッツ」や「クッキークランチ&チョコミルク」などで、濃厚で奥行きある味わいの秘訣となっています。お客様からも「ハンデルスベーゲンってキャラメルソースが美味しいですよね!」と、よくお褒めいただく自慢のソースです。また、フレーバーごとに材料やつくり方を変えることで、さまざまな味の違いをデザインしていることも特長です。

門外不出のキャラメルソースレシピ。その全貌と失敗しないつくり方のコツを、工場長の細川さんに伺いました。

アイスクリームの濃厚さの鍵、キャラメルソース。そのレシピを初公開!

ご自宅で手軽に再現!キャラメルソース、秘伝のレシピの材料

基本のキャラメルソース

ハンデルスベーゲンのキャラメルソースの秘密は、その濃厚なクリーム感にあります。「よくあるキャラメルソースは、グラニュー糖と生クリームの比率が1対1のことが多いのですが、生クリームの比率を増やし、バターを加えることで、より濃厚でリッチ、クリーミーさを感じることができます」と、細川さん。

今回、「マカダミアキャラメルココナッツ」でも使っている最もシンプルなソースのレシピをご紹介します。材料はとってもシンプル。後半では、この材料と工程をベースにしたアレンジレシピもご紹介するので、どうぞお楽しみに。

基本のキャラメルソース

★材料 ————————-
・グラニュー糖 176g
・生クリーム 200g
・有塩バター 96g
———————————–

濃厚なキャラメルソースのつくり方

キャラメルソースづくりの鍵は、焦げすぎないように注意しながら全体をしっかりと乳化させてまとめること。

「砂糖の一粒一粒が全てキャラメルになるイメージで、少しずつ焦がしてください。ゆっくりしっかり混ぜないと、焦げた部分とシロップ部分とができ、ムラになってしまいます」。丁寧に心を込めてつくるその工程を、一つずつご紹介します。

①鍋でグラニュー糖をキャラメル色になるまで加熱

まずは鍋に火をかけて、グラニュー糖をレシピの1/3ほど中火で熱していきます。溶けてシロップ化するので、追加でゆっくり砂糖を加えてください。一度に砂糖を入れすぎてしまうと温度が下がって固まってしまうので、少しずつ入れることがポイント。

①鍋でグラニュー糖をキャラメル色になるまで加熱

砂糖を全部入れてふつふつと沸いてきたら、好きな色のタイミングで火を止めてください。色が濃ければ濃いほど、苦味が増してくるイメージです。もし途中で飴化してしまっても、再度火にかけて溶かせば大丈夫なので、焦らずゆっくりとで大丈夫。

①鍋でグラニュー糖をキャラメル色になるまで加熱

②生クリームを少しずつ加え混ぜる

次に、生クリームを少しずつ加えていきます。鍋の周りは温度が下がり飴状になりやすいので、混ぜて溶かしながら少しずつならしていきます。生クリームは、少し温めてから合わせると失敗が少ないのでおすすめ。冷えた状態だと、鍋の中との温度差によりカラメルが固まりやすくなったり、突沸してしまったりするためです。

ちなみに、生クリームは乳脂肪分が高い方がねっとりと固めに仕上がるのだとか。お好みで選んでみてくださいね。

②生クリームを少しずつ加え混ぜる

③バターを加えてよく混ぜる

続いて鍋の火を止めて、バターを加えていきます。ハンデルスベーゲンではバターをミキサーに入れて乳化させてからつくっています。塊のまま入れても大丈夫ですが、写真のような木ベラではなく、キッチンブレンダーやホイッパーで混ぜてあげるとより安定するのでおすすめです。

③バターを加えてよく混ぜる

ブレンダーで全体を均一に混ぜ、しっかりと乳化させることで、翌日以降にソースが分離することを防ぐこともできます。ここまで来たら、あと一息で完成です。

③バターを加えてよく混ぜる

④ひと晩冷蔵庫で冷やす

出来立てのサラサラなソースもとても美味しいのですが、冷蔵庫で寝かせることで、キャラメルソースの味や質感が安定していきます。ひと晩経つと脂肪分が上に、シロップ部分が下に分離しやすいのですが、そうなった時にも混ぜてから使えば問題ありません。

④ひと晩冷蔵庫で冷やす

以上が、ハンデルスベーゲンの自家製キャラメルソースのレシピです。冷蔵庫で1ヶ月ほど持つので、一度つくれば長く楽しむことができますね。「自家製だからこそ、好みの味や焦がし具合にすることができます。また、既製品と違って添加物や香料も気にならないので、ナチュラルなキャラメルソースを楽しんでください」

※ちなみに、グラニュー糖ではなく、きび糖やてんさい糖、黒糖といった精製度の低いお砂糖でも、原理的にはキャラメルソースを作ることは可能ですが、焦げやすかったり、狙った風味が出なかったりと、、、なかなか難しいというのが正直なところ。ハンデルスベーゲンとしても、今後研究を続けて行きたい分野です。

材料も工程もシンプルだからこそ、非常に奥深いキャラメルソース。「マカダミアキャラメルココナッツ」には、まさにこの自家製キャラメルソースをたっぷりと使っています。シンプルながら本格的なレシピ、ぜひ皆さんもご自宅でお試しください。

キャラメルソースのアレンジレシピ

キャラメルソースのアレンジレシピ

ハンデルスベーゲンのアイスクリーム、「クッキークランチ&チョコミルク」や、夏フレーバーとして人気だった「チョコチップバナナ」は、このキャラメルソースのレシピをベースにアレンジしたソースを使っています。例えば「クッキークランチ&チョコミルク」にはマンゴーピューレを加えたキャラメルソース、「チョコチップバナナ」にはパッションフルーツピューレを加えたキャラメルソースというように、アイスクリームによってつくり替えているのです。

ピューレを用意するとなると手間も時間もかかってしまうので、今回はご自宅でも簡単に再現できるアレンジレシピをご紹介します。

その方法は至ってシンプルで、基本レシピの生クリームの分量の一部を、ジュースに置き換えるだけ。ジュースはお好きな味で大丈夫ですが、オレンジジュースは柑橘系の方が爽やかな香りが残っておすすめです。生クリームの分量の1/4をジュースに置き換え、生クリームを加えた後に追加してください。

フルーツ感が味わえるアレンジキャラメルソース

★材料 ————————
・グラニュー糖 176g
・生クリーム 150g
・100%オレンジジュース 50g
・有塩バター 96g
———————————–

出来上がりの固さは、生クリームやジュースの水分量を増やしたり減らしたりすることで調整できます。「果物は水分も多いので、なんでもキャラメルソースになるんです。例えばマンゴージュースぐらい繊維質でドロっとしているものも、合わせやすくておすすめです」。簡単にフルーティーさを加えることができるアレンジレシピ、ぜひお試しあれ。

キャラメルソースの楽しみ方

アイスクリームにかけるのはもちろん、パンケーキやトーストとも相性抜群です。ホイップと合わせれば、キャラメルホイップにも。冷蔵庫にキャラメルソースのストックがあれば、いつでも手軽にリッチで幸せな気分になることができますね。

キャラメルソースの楽しみ方
キャラメルソースの楽しみ方

いつものメニューにちょい足しして、またアレンジして、幅広く楽しめるキャラメルソース。ぜひお好きな食べ方で楽しんでみてください。その時にはぜひ、「#おうちでハンデルス」をつけてInstagramに投稿して教えてくださいね!

皆さんのアイスクリーム時間が、より幸せなものになりますように。

「マカダミアキャラメルココナッツ」、「クッキークランチ&チョコミルク」フレーバー詳細はこちら

お好みに合わせてアレンジ自在のパイントサイズはこちら