アイスクリームの“できたて”を食べたことはありますか

アイスクリームの“できたて”を食べたことはありますか


—料理長 今村より

普段の暮らしの中で、当たり前のように意識する賞味期限。実はアイスクリームにはありません。理由はその冷たさ。-18度以下での冷凍保存状態では、菌が増殖しないため、品質が落ちにくいのです。

だからこそ、通常アイスクリームはまとめてつくります。その方が効率的で価格も抑えられるためです。しかし、私たちは“できたて”にこだわります。私は和食の板前としてずっと料理に関わってきました。できたての状態で届けることが何よりも美味しいことを経験から学んでいました。和食からアイスクリームへ。つくるものが変わっても、料理として考えるとやはり“できたて”が美味しいのではないかと思ったのです。

そして自分でつくったアイスクリームの“できたて”を食べた時、その美味しさに感動しました。周りのスタッフや関係者に食べてもらっても、みな“できたて”に感動します。普通アイスクリームは固くて、少し時間が経つと食べやすい硬さになっていきます。しかし“できたて”はクリーミーでフワフワ、口どけもなめらか。素材そのものの味わいを強く感じることができます。

しかし、悩みました。できたてを提供しようとすると、少しずつ作らなくてはいけません。とっても時間がかかる上に、コストも非常にかかります。しかし、「世界に通用するプレミアムアイスクリームをつくる」という、自分たちがアイスクリーム屋をはじめた理由を考えた時、その迷いはなくなりました。美味しいものをとにかく作ろう。“できたて”を食べてもらおう。私たちの挑戦がはじまりました。ハンデルスベーゲンのお店では不思議な光景を目にする機会があります。JUST MADEの文字。パン屋さんの焼き立てのように、フレーバーの中でも“できたてほやほや”のものには、マークがついています。アイスクリームの“できたて”を食べてみませんか?アイスクリームの常識がきっと変わるはずです。